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そろそろ定年を迎える「団塊世代」 だけど、まだまだ、頑張れるぞ~  ベビブーマー応援隊
抜本的電力対策
電力の逼迫を受けて計画停電が実施されている。
これにより電車なども間引き運転を余儀なくされている。
電力需要が急増する夏場では1000万KW/H以上の需給ギャップが予想されるという。
政府は電力使用の総量規制をしてしのぐことを計画しているというが、総量規制によって例え大規模停電を回避できたとしてもそれによる経済活動の落ち込みによりGDPが1%マイナスになってしまうという。

今一番重要なのは一時的には計画停電などで急場をしのぐとともに、如何にして需要に見合った供給量を確保するかということである。
同じ周波数である東北電力や北海道電力から融通してもらうのが一番簡単なことだが、東北電力自体発電所が被害を受けていて今後計画停電が必死でとても東電に融通できるような状況でない。また北電も本州とは海底ケーブルで繋がっているがこれ自体の容量が小さく、東電の不足分を補えるものではない。
また、西日本の電力会社は60ヘルツでの供給で東電の50ヘルツに直接接続することはできず、周波数変換器の能力から100万KW/Hが上限だという。
周波数変換はロスが多くまた増設するには1年以上かかるという。

あれもダメこれもダメで急速に供給を拡大させる方法はないようだが、下記の案はどうであろうか?
・東電の高圧線から近い中部電力の発電所を50ヘルツの発電に変更し専用線を繋ぐ。
・中部電力で不足する分を関西電力、九州電力が補う。

真偽のほどは定かではないが60ヘルツ用の発電機をゆっくり回せば50ヘルツになるという話もあるし、発電を中止している東電の発電機を移設すれば良いわけで他の方法より早く確実に供給量を増やせるのではないか。

いろいろな規則や法律などの問題はあると思うが是非検討してもらいたいものだ。
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