FC2ブログ
そろそろ定年を迎える「団塊世代」 だけど、まだまだ、頑張れるぞ~  ベビブーマー応援隊
上手の手から水が漏れた(菅の誤算)
民主党代議士会での菅総理の発言は実に見事であった。
「退陣」にあたり目を赤くしながら滔々と自分の思いを述べる姿は、民主党員ばかりか野党やテレビ中継を見た国民に感銘を与え、皆首相の発言を退陣表明だと受け取った。
「退陣表明」は国内のみならず海外にも発信され、号外が出たほどである。
plc11060418010010-p1.jpg


退陣表明だとマスコミが一斉に報道したが、私は彼の人間性やこれまでその場凌ぎだけで首相の座に上り詰めたことなどから疑いを持って聞いていた。案の定「辞任」だとか「退陣」などという明確な言葉を使わず抽象的な極めて曖昧な言い回しとともに退陣時期を一定のメドが立つという条件付きであることから、これは退陣表明ではなく実質的な続投表明と理解した。
実際その後の国会答弁でもあの発言はむしろ後段の一定のメドが立つまではやり続ける方に重点を置いたもので、辞めることを言っているのではないとあっけら菅と言ってのけた。

とりあえず最大の危機である不信任案を何としてでも凌ぎ、時間稼ぎをしてその間にいろいろと理由を付けてはまだメドが立っていない、として居座る作戦ではないかと思っていた。そうすれば実質的にはまったく譲歩せずに済む訳で彼の本望を遂げることが出来る。

普通の人間では退陣表明をした後で長々と居座り続けることなどあり得ない訳だが、彼にとっては朝飯前のことであり、不信任案さえ否決してしまえば代議士会での発言すらなかったことにできると考えていたのであろう。
実際舌の根が乾かない当日夜に「おれは辞めない」と言い、翌日には国会答弁で「退陣」すら認めていない。

そうしたおよそ一国の最高責任者としては相応しくない類まれな特技を持つが故に策におぼれ墓穴を掘ることになってしまった。
確実に不信任案を否決しようとしすぎた結果、退陣表明があまりに迫真の名演技で直前まで賛成票を投じようとしていた者の心を打ち抜き大差で否決してしまったのだ。
多数の造反者が出て僅差での否決となれば良かったのだが、造反して賛成票を投じたのは実質1名のみであり、多くの小沢グループの議員でさえ否決に回ってしまった。

普通はここで多少軌道修正するのだが自信家が故に不信任案が否決され怖いもの知らずで、退陣表明自体をも否定して閣僚からもそれはないだろうと猛反発を買い、元々なかった求心力をさらに失う一方で遠心力が極限まで高まってしまった。

万事休す。「菅一発アウト!」
plc11030700590000-p1.jpg
kan1out.jpg
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック